留学準備をしている人なら一度は聞いたことがあるであろう海外送金サービスのWise。 X(旧Twitter)では、日本にいるうちにWiseに登録せず後悔している投稿もちらほら、、。 実際のところ何が凄いのか、今回はWiseの登録から日本円の送金方法、そして非常に便利なAuto convert機能や他サービスとの比較について紹介していきます!
※Wiseは留学先からも登録可能ですが、日本にいる間に登録した方が簡単に済みます!
Wiseの特徴
- 圧倒的に安い手数料で海外送金できる
※記事の後半部分で、他社との比較を解説しています! - 実際の為替レートを使用
- オンラインで完了
- 送金の速さ
Wise最大の特徴として送金コストの安さがありますが、下記の招待リンクを使用することで、最大75000円の送金手数料が割引されます!
またぼくの体感にはなりますが、留学中にWiseを使用している人が非常に多く、友人にお金を送金する際にWiseで送金することもあります。現金を引き出す必要がないため、非常に便利です!
Wiseの登録・海外送金の方法
続いて、Wiseを使用した海外送金の方法について説明していきます。
アカウント登録をする際に特別な書類を用意する必要はなく、その場で簡単に登録することができます!ちなみにぼくは、留学準備中の仕事終わり21時ごろからWise登録をはじめたのを覚えてます。
アカウント登録に必要なもの
- 日本の顔写真付き身分証明書(下記いずれか)
- マイナンバーカード
- 日本の運転免許証
- 2020年2月以前に発行された日本国パスポート
- 在留カード
- マイナンバーが確認できる書類(下記いずれか)
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
- 6カ月以内に発行されたマイナンバー記載の住民票
- カメラが付いているスマートフォン
- ペン
- 紙
マイナンバーカードがあれば、その他はスマートフォン、ペン、紙のみで登録が完了します!
上記内容は、日本でアカウント登録をする際に必要なものになります。海外在住者の場合はマイナンバーカードの代わりに、身分証明書と海外の住所を確認することができる書類が必要です。
アカウント登録の流れ
ここからは実際に登録の流れを説明します。パソコンからでもスマホアプリからでも登録可能です!
1.ホームページまたはスマホアプリにアクセスし、会員登録
会員登録は下記のボタンからできます!
メールアドレスを入力、もしくはGoogleやFacebook、Appleのアカウントで登録することも可能です。
2.個人アカウント又は法人アカウントを選択
今回は個人アカウントの開設をするので、個人アカウントを選びます!また今回は作成しませんが、法人アカウントを作成できるのもWiseの特徴の1つです!個人アカウントで慣れ親しんでいるサービスで法人アカウントを作成できるのは嬉しいですね!
3.居住国を選択
日本にいる間にWiseアカウントを作っておくのが一番スムーズに進みます!冒頭にも記載しましたが、カナダでWiseの登録をする場合、パスポートなどの身分証明書と海外住所が確認できる書類が必要になるため、可能な限り日本にいる間に登録しておきましょう。
4. 携帯電話番号を登録し、SMSで届いた認証コードを入力
電話番号の認証終了後にパスワードを設定し、会員登録は完了です!その後、初回送金までに本人確認を行い実際に送金が可能になります。また、日本の電話番号以外でも登録可能です。
Wiseを使用した日本からカナダへの送金方法
続いて実際に日本からカナダへ送金してみましょう。今回は2万円を送金したいと思います。下記、大まかな順序になります。
- 送金金額を指定 (初めての送金の場合は本人確認書類をアップロード)
- 送金先を指定
- 送金目的を指定
- 内容の確認
- Wiseの日本口座へ入金
それでは実際の画面の画像を用いながら、説明していきたいと思います!
1.ログイン後、ホーム画面左上の「送金する」ボタンを押す
2.送金金額、通貨を選択
送金金額と通貨を選択すると、実際の受取額、さらに手数料と為替レートが表示されます。ここで記載されている為替レートはその時間の実際の為替レートになります!
また、画面下の「手数料を比較する」を押すと、他サービスの手数料を確認することができます!この機能は、手数料の安さに自信が無いとなかなか付けられない機能ですよね!
こちらが実際に手数料を比較している画面です。他サービスは送金手数料がWiseより高いだけでなく、為替レートも上乗せされたものになっています。今回の場合、他サービスを使用すると受取時に最大54カナダドル減額されることが分かります。
3.送金先を指定
「受取人を追加する」ボタンから送金先を指定します。
4.送金目的を指定
取引の目的を聞かれます。ちなみにぼくは生活費のために送金することが多いです。
5.内容の確認後、Wiseの日本銀行口座へ送金
入力内容・規約の確認をすると、上の画像のような画面が出てきます。この後の流れとして、記載されているWiseの口座に日本円を振り込むことで、カナダへの送金が完了します。Wiseの口座に振り込みをすることに戸惑われる方もいるかもしれませんが、まったく問題ないのでご安心ください。ここにWiseの手数料が安い理由があります。Wiseの仕組みを簡単に説明すると、自分の日本の口座→Wiseの日本の銀行口座への振り込みが行われ、その後Wiseが海外に持つ銀行口座→受取人の口座へと振り込まれます。そのため、他サービスのように高い手数料を支払わずに海外送金が可能になっています!
さらに、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は日本では関東財務局により、資金移動業者として登録されているため、安心して利用することが可能です。
5.送金完了
指定された日本のWiseの銀行口座へ送金をすることで、1営業日以内にカナダの口座への入金が完了します!(※国によって入金スピードは異なります)ちなみにぼくはなんと5時間後に送金が完了していました!
また、今回はパソコンを使用して送金をしましたが、スマートフォンアプリからも同様に送金が可能なのでとても便利です!実際にぼくはアプリを使用して送金することが非常に多いです。カナダで国内旅行をしているときに、なんと銀行口座の残高が60カナダドル以下になっていることを気づきました(笑)。パソコンを持っていなかったため急いでスマートフォンのWiseアプリから送金をし、数時間後に入金されていたおかげで思う存分旅行を楽しむことができました!
海外送金でWiseが選ばれる理由とは!?
希望の為替レートで両替!Auto convert機能
自ら希望する為替レートと両替額を指定することで、Wiseが市場のレートを追跡し、自分の希望レートになった時点で自動的に両替を行う機能です。 留学中は少しの為替の変化がぼくたちの生活に大きな影響を与えます。実はぼくも最近までこの機能を知らず為替レート確認のためにスマホに張り付いていたので、もっと早くAuto convert機能に気づいて使っていればよかったです、、。
ここからは、画像を用いてAuto convert機能の使い方をご紹介していきます!
1.ログイン後、日本の通貨のボタンを選択
Auto convert機能を使用する際は、事前に日本円をWiseアカウントにチャージしておきましょう。日本円のチャージは、「資金をチャージする」ボタンから行うことができ、チャージするだけなら日本円のままWiseアカウントに保管されるため、その際の為替レートを考慮する必要はありません。
2.「両替する」を選択
日本円が事前にチャージされていないと、この「両替する」ボタンを押すことができません。
3.両替金額、希望両替レートを入力
「自動両替」の機能をオンにすると、希望の為替レートを入力する箇所が出てき、さらにリアルタイムの為替レートを確認することができます。また、為替レートに詳しくない方も安心です!自分が為替レートを入力すると下のグラフのバーが動き、実際に過去の為替レートと比較することができるので、自分が入力したレートが現実的かどうか確認することができます。
※「自動両替」機能をオンにしないと、その時点での為替レートで両替が行われるので要注意です。しかし、一度確認ボタンを押してもWiseにはキャンセル機能があるため、すぐに気づければ追加の手数料なしでキャンセルすることができます。ぼくもWise使用中に何度かキャンセル機能に助けられました、、(笑)。
4.内容の確認
内容の確認をしたら、その後は希望の為替レートになって入金されるのを待つだけです!
主要海外送金サービスとの比較
Wiseが選ばれる最も大きな理由の一つに、送金コストの低さ・送金スピードの速さがあげられます。実際にどのくらい安くて速いのか、よく使用される海外送金サービスと比較してみました!
※日本からカナダの口座へ1,000ドルを送金したい場合(手数料:送金人負担、カナダ時間2024/2/25 時点の為替レート)
海外送金手数料 | 適用される為替レート | 合計コスト | 送金スピード | |
Wise | 1回 856円 | 実際の為替レート | 856円 | 1営業日以内に着金(カナダに送る場合)。ホームページでシミュレーションも可能 |
ソニー銀行 | 1回3,000円+支払い銀行手数料3,000円 | 上乗せされた為替レート | 6,000円+上乗せされた為替レート | 1~5営業日後 |
SBI Remit | 1回1,480円 | 上乗せされた為替レート | 1,480円+上乗せされた為替レート | 現金受け取り:最短10分、通常は1~3時間。銀行口座宛に送金:最短10分、通常1~2営業日で着金 |
楽天銀行 | 750円+中継銀行手数料1,000円 | 上乗せされた為替レート | 1,750円+上乗せされた為替レート | 送金日+1営業日~5営業日 |
Revolut (スタンダードプラン) | 1回0円 ただし、中継銀行と受取銀行の手数料が発生する可能性あり。手数料は送金金額から差し引かれる | 為替市場営業時間内かつ月750,000円までなら無料 | 0円 しかし中継・受取銀行の手数料又は為替レートが上乗せされる可能性あり。 | シュミレーションで確認 |
送金コストの面で見ると、WiseとRevolutが他のサービスに比べて群を抜いています。しかしRevolutは実際に送金の直前まで中継銀行や受取銀行の手数料が確認できないこと、さらに為替市場営業時間外だと上乗せされた為替レートになるので注意が必要です。一方Wiseは中継銀行・受取銀行の手数料は一切かからず、どの時間帯でも実際の為替レートで送金可能です。留学先では登録の手間が増えるため、日本にいる間に登録しておくと良いでしょう。もちろん実際に送金しなければ何も費用は発生しません。またどのサービスが良いか迷っている場合、複数のサービスに登録をし、それぞれの長所に沿って使用する場面を使い分けてみるのも方法の1つです!
安くて速い!日本からカナダへ送金するならWise
今回は、Wiseを使って日本からカナダへ送金する方法を説明しました。 Wiseはスマホ一つで、さらに他サービスと比べても圧倒的に安く海外送金ができ、留学生活になくてはならないサービスです。また、招待リンクを通して会員登録をすると手数料が安くなり、よりお得に送金することができます!
Wiseを使用し賢く留学ライフを楽しみましょう!
チャオー