【海外就職】CICCCに通ってエンジニアへ転身した際の学校生活と勉強内容

サムネ画像 エンジニア

こんにちは、Kokiです!
最近朝早くに起きられずに毎日葛藤をしております。
学生時代の頃はもっと早くに起きていたなぁということを思い出し、今と過去を比較してみると、怠けていることに気づきました、、。
学生時代のスケジュールや、熱量を持って勉強していたことを記事にして、自分を鼓舞しつつ、留学を検討している方や、エンジニア留学をしている方の役に立てば良いなと思いました。
というわけで今回は、エンジニア留学をして、就職した方法、学校のスケジュール感・授業内容、さらには個人でどんな勉強をしていたかについてご紹介していきます!

理解しやすくするために、簡単に時間軸を載せておきます。

  • 2022年1月:CICCC(Cornerstone International Community College of Canada)のWMADコースに入学する
  • 2022年12月:フリーランスとして、日本企業にてフルリモートワークを開始する
  • 2023年2月:学校の紹介で、カナダ・バンクーバーのベンチャー企業にインターン入社する
  • 2023年6月:同バンクーバーのベンチャー企業にて、インターンから正社員雇用に変わる。(日本企業辞める)
  • 2023年11月:同バンクーバーのベンチャー企業、レイオフを食らう
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就職について

就職した方法

結論から言うと、学校の紹介によるものでした!
学校から紹介してもらった企業にインターンとしてまず入社し、無給で16時間ほど/週×約2ヶ月働きました。インターンの入社前に2度の面接がありましたが、コーディングテストは無く、下記の質問をされたぐらいです。無給のインターンであり、紹介によるものだったためか、それほどかしこまる必要はなかったです。
ただ、この機会を得るまでに、個人で70社くらいアプライした気がします。

  • Tell me about yourself
  • What are your greatest strengths?
  • How do you deal with pressure or stressful situations?
  • Can you explain why you changed career paths?

さすがに無給だとバンクーバーでの生活ができないので、この期間は日本企業のフリーランス業務や、飲食店のバイトを掛け持ちしてました。
バンクーバーで英語を伸ばすおすすめバイトの記事については下記をご覧下さい!

求人紹介の取得方法

ぼくが通っていたCICCCという学校は、求人を紹介してくれるSlack(グループチャットアプリのようなもの)チャンネルがあります。毎日の様に担当者がそこにPostingしており、興味があれば申し込む流れになってます。
そのPostingされる求人のタイプは、主に2つに分かれています。

  1. Indeedや他の求人媒体の情報のコピペ
  2. 担当者独自のコネクション紹介

Indeedや他の求人媒体の情報のコピペに関しては、他のサイトで見つけてきた求人情報を、そのチャンネルに集約してくれています。ほんとにコピペしているだけなので、「その求人情報、おととい見たわ!」とか全然あります。
重要なのは、担当者独自のコネクションです。その求人に関しては、担当者の紹介です。選考に進める可能性が高いので、ぜひ応募してみましょう!ただ頻度はあまり多くないのでお見逃さず!
見分け方は簡単です。下記の赤枠のように、「興味あったら私に連絡してちょ」といった文言があれば担当者のコネクションである可能性が高いです。

就活時のtips

とにかく質より量です!!!レジュメを送りまくりましょう!
「経験年数が足りない」
「パートタイム or フルタイムのみの募集」
「フルリモート不可」

などの、よくあるフィルターは特に来にせずガンガン送りましょう。ジョブディスクリプションは読まずに、ぼくはとにかく送っていました。
スキルや条件が適しているかを判断するのは、自分ではなく会社です。それを判断するためのHRチームだったり、人材採用コストを会社は負担しているんだとぼくは思うんです。
自分で自分の就職の可能性を狭める必要は1ミリ足りともしなくていいと思いますね!あくまでジョブディスクリプションは、「会社視点の理想像を書いている」ぐらいに思っていた方が良いと思います。
ぼくは経験年数が足りなくても、2社ほど返信が来て面接まで受けたことあります。
なので、書類審査が通り、面接に進んでから、その会社の情報だったり、興味があるかを調べて、面接を受けるかを検討することをおすすめします。マッチするかもわからないのに、いろいろ読んでレジュメを送る作業をしているとかなり時間を使うと思います。UBC(日本で言う東大レベルの大学)からAmazonに合格した方も、同じ様にとにかくレジュメを送りまくって、面接が決まったら準備すると言ってました。

参考までに、ぼくが就職時に使用していたポートフォリオを下記に記載しておきます!
就職時のポートフォリオはこちら

学校について

CICCCには、Webフロントエンジニアを目指すカリキュラムがあり、そちらのコースを選びました。

授業について

📎 授業時間
週20時間 × 1年です。これだけで就職できるかと言われると、間違いなく不可能なので自習は必須です!

📎 コース
ぼくが通っていた時は朝と昼のコースがありました。ぼくは朝コースで8:00 – 12:30の間に授業を受けてました。
午後の時間の使い方は人によって様々でしたが、勉強:バイト:遊ぶ=7:2:1くらいだったと思います。

📎 授業の形式
基礎的なことを学ぶ最初1ヶ月くらいはスライドを見ながら授業を受けるスタイルで、日本と大差なかったです。それ以降は常にZoomをつないでハンズオン形式で手を動かして、モノを作りながら説明をしていくのがメインでした。
先生が学校にいながら、Zoomで授業を行います。(学校に行ったとしてもZoom越しに授業をする)。自宅が、バンクーバーだろうが日本だろうが授業を受けれる環境でした。

📎 授業の内容
アプリケーションやネットワークの仕組みといった原点レベルの内容から、チーム開発、個人開発を含めたフロンドエンドアプリ作成、バックエンドアプリ作成、フルスタックアプリ作成といった内容です。習った技術でいうとHTML, CSS, Javascript, Typescript, React.js, Node.js, Express.js, MongoDB, SQLです。

進むスピードはかなり早いです。1トピックに費やす時間は、約2週間- 1ヶ月ほどです。未経験者は超ハードです!!自習必須です。が、手を動かして学んでいくのでかなり実践的だと思います。

日本の学校のように先生が生徒の顔色を伺って、主体的に変わると思わないほうがいいです。定期的にあるフェードバックによって、授業スタイルを柔軟に変更していく方針だったので、何かあればすぐ主張・指摘していと思います。ぼくは主張をして、自分の理想の授業に近づけるよう促していました。例えば、授業の序盤では、毎週の様に生徒のプレゼンを聞く時間がありました。ケチ魂満載のぼくは、「ジュニアエンジニアは毎週の様にプレゼンしないし、そもそも授業を受けるために学費を払っている(生徒のプレゼンを聞くためにお金を払っているわけではない)」と主張しました。それ以降、プレゼンが撤廃され、開発に割く時間が増えました。
主張が通るかは別ですが、伝えていくことはタダなので、希望があれば随時伝えていきましょう!

📎クラスメイト
ぼくのモーニングコースのクラスメイト20人のうち、知っている限りの情報をまとめました。
国籍の比率は、日本:南米:トルコ:その他 = 4:4:1:1でした。時期によってまじまじみたいです。
なお、英語力に関しては、日頃のコミュニケーションや、授業中の質問を元にした個人の見解です。
なお、エンジニア経験者は2,3名ほどいました。

結果人数学習英語力
エンジニア就職した7名
(内現地就職:4名)
毎日最低でも5,6時間は自習しているリスニングやスピーキングに問題はなし
エンジニア就職はしてない6テスト期間以外は自習していないリスニングやスピーキングに問題はなし
ドロップアウト2していない or してるけど授業に追いついていないあまり先生の言っていることを聞き取れてなさそう
不明5不明不明
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CICCCを選んだきっかけ

理由は2つです。
エンジニア就職マーケットに需要がある技術が学べてかつ、カナダに最低で2年はいられるビザがもらえるからです。
学校を選ぶにあたり、まず私立か公立かを選びます。それぞれの比較をめっちゃ簡単にまとめます。

  • 私立
    • 学費:安い
    • 入学難易度:低い(何を基準とするかによるが、ここでは英語レベル)
    • 座学期間:短い
    • 授業クオリティ:低い(何を基準とするかによるが、ここではコンピュータサイエンスの内容)
    • ワークビザ期間:短い
  • 公立
    • 学費:高い
    • 入学難易度:高い(何を基準とするかによるが、ここでは英語レベル)
    • 座学期間:長い
    • 授業クオリティ:高い(何を基準とするかによるが、ここではコンピュータサイエンスの内容)
    • ワークビザ期間:長い

ラーメンのお好みを聞いてるみたいになりましたね(笑)

話を戻します!
最初はBCITという公立カレッジに行きたいと思っていました。しかし、毎週バイトを20時間きっかり働かないと生活できないほどの予算で、その生活は現実的ではないと判断して諦めました。
とはいえ、ぼくが求めていたのは短期間で実践的な技術力を身につけることだったので、間違いではないのかなと思います。公立だと卒業までに約2年かかりますが、だいたいの私立は約1年のみです。
バンクーバーだけでも、私立にもいろいろと学校はあるのですが、エンジニア市場のマーケットに需要がある技術を学ばないとあまり意味がないと思っていました。なので、Javascriptを中心とし、ライブラリはReact.jsをメインとした授業を受けられるCICCCを選びました。

自学習について

前述したように、経験者ではない限り、授業だけではほぼ就職は不可能だと思います。
参考までに、ぼくがどのくらいの時間、何を勉強していたのかシェアします!

勉強量

7月から10月までの4ヶ月間の平均は、学校の授業を除いて約80時間/月(約4800分/月)勉強してました!
営業のときの癖でこういう分析が役に立ちました〜。
特にこの時期は、ReactやNodeを勉強し始めた頃で、追いつくの大変だったので勉強した記憶があります。
今見返すと結構やってて驚きです、、。

勉強のサイクル

どうやって勉強するかって人によってかなりスタイルが違うと思います。
ぼくはインプットで1から全て学ぶより、手を動かす方が好きだったので、下記のサイクルを実施してました!

  1. 使いたい技術を決める
  2. ある程度の使い方をUdemyやYoutubeで学ぶ
  3. 作るアプリを決める
  4. 1ヶ月かけて作る
  5. わからないことは都度調べる

クオリティはさておき、継続力に重きをおいていました。
ポートフォリオになるようなアプリは就職活動時点で3,4つ作っていました。
モノを作り上げる0→1の経験を重ねて、学習していきました。

📎 よく見ていたYouTuber

📎 実施したUdemy講座

  • 日本語
    • 【完全保存版】MERNフルスタック開発で本格的なSNSアプリを1から自分の手で構築してみよう
    • 【Next.js入門】ReactフレームワークのNext.jsでマイクロブログを構築しながら基礎と本質を学ぶ講座
    • Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター
  • 英語
    • The Complete JavaScript Course 2024: From Zero to Expert!
      • 自分がわからないところのみ受講しました
    • React – The Complete Guide 2024 (incl. React Router & Redux)
      • 自分がわからないところのみ受講しました

Udemy講座は、詳細な解説やハンズオンで説明をしていることが多いので特にオススメです!

ウェブ開発の人気オンラインコース

まとめ

以上がぼくが就職したときの勉強内容だったり、学校の情報です!
このレベルでも一応就職できるんだぜ!っていう励ましになったら幸いです。
また、バイトではなく、フルタイムの仕事を取りたい方は、エンジニアの就職活動のおすすめについての記事はご覧下さい!


もし同じ似たような環境であればぜひ参考にしてみた下さい〜!
文字ではなく、動画で見たい方は下記からぜひご視聴ください!

勉強熱が戻って来たのでそろそろ勉強します。
ではバイー!

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