【エンジニア留学】英語力を劇的に伸ばすアルバイト

サムネ画像 英語

こんにちは、Kokiです!
エンジニア留学始めの頃は何もかもが新鮮で、海外の友人と遊ぶってだけでも全てが刺激的で楽しく感じますよね〜(みんなそうであってほしいです)。そんな中で、「友人に伝えたいことがうまく話せない」「もっと英語を聞き取れるようになりたい」といった英語力(特にリスニングとスピーキング)に伸び悩んだりしていませんか?英語を勉強したいけど、本業であるエンジニアの勉学に時間を注ぎたいので、英語に手が回らない負のループが発生したりもします。
しかも、日本と比べると物価が高いカナダ・バンクーバーで生活するためには、頭の片隅で常に貯金残高を計算し続けることも悩みの1つですよね。それらを解決するために、簡単なパートタイム(アルバイト)をしようと考える方もいるのではないでしょうか?
職場によっては英語学習の場になるので、お金を稼ぎつつ英語を学ぶことができる環境を作れたりもできます!
ちなみにぼくがバンクーバーで学生をしている間は、約1年ほど飲食店でアルバイトをして、英語を学びつつ食いつないでいました。そして、最終的にエンジニアとしてバンクーバーの現地企業に就職できました。
バイトではなく、フルタイムで仕事を取りたい方は下記の、エンジニア就職を実現させるためのおすすめ事項をご覧ください!

そこで、ぼくの実体験を元に、海外で英語力を伸ばすのに役立つおすすめのバイトや、履歴書の書き方やバイト探しの方法を紹介していきたいと思います!
いざ仕事したる!!と腹をくくっても、「どのバイトが英語伸ばすのに最適なんだ?」「履歴書のフォーマットはどんなものを使えば良いんだ?」「一般的なカナダの求人媒体ってなんだ?」という疑問を解消できたら幸いです。

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英語力を伸ばせるおすすめバイト

エンジニアのバイトがあれば一番それが良いのですが、現実はそんなに甘くなかったですね〜。
ぼくがバンクーバーでバイトしたことがあるお店の形態と数は下記です。

  • カウンター飲食店:2
  • 飲食店のキッチンスタッフ:1
  • スーパーストアの品出し:1

今回紹介するバイトは、特に専門的なスキルを必要としない誰でも挑戦できるものを紹介しています!

カウンター飲食店のキャッシャー(レジ担当)

Subwayとかカフェとかの形態のお店のキャッシャーです。サーバーがテーブルに出向いてオーダーを取るのではなく、お客さんがカウンターまで足を運び注文をするタイプのお店です。ファストフードに多い傾向がありますね。

これのなにが良いかって、回転率が高いので、会話する機会がとにかく多いです。暇な時間になるとスタッフと会話できるので英語力爆上がりします。電話でオーダーを取る機会もあり、ちょっと上級チャレンジできたのもいい経験でした。
ピザ屋では覚えることがかなり少ないので、ローコストでシフトも十分に入れてました。
具体的にいうと週に15-20時間程度働いてました。
ぼくは賄いの有無にこだわっていたので、スタバなどのカフェではなく、チェーンピザ屋を選びました(飲み物ではなくメシがほしぃ!!)。

飲食店のキッチンスタッフ

よくある飲食店のキッチンスタッフです。おすすめはオープンキッチンではないところです(キッチンがお客さんから見えないようになっているところ)。なぜかというと、より砕けた英会話が身近になるためです。全ての行動がお客さんからは見えないため、スタッフがプライベートな会話をできる環境になっています。お客さんの目がないと全体的にリラックスしているので、疲弊度合いも少なく感じました!
暇なときは、隙あらばご飯を頬張ってたので、常にお腹いっぱいでした(バレないようにネ)。イスを持ってきて、自前したUber Eatsを座りながら食べて会話する同僚もいたりしましたね(もちろん勤務中)。モラル的なところはさておき、ほんと自由でした(笑)

選んだ指標

おすすめ選定するにあたり重要視した指標を3つお伝えします。
本業であるエンジニアの勉強を学業でしつつ、隙間時間で働く必要があったのでこのような選定にしてます!

📎 覚えることが少ない
複雑な業務をするバイトは除外してました。最小限の努力で、可能な限り多くのシフトインができるようにするためです。手取り足取り覚えないといけないのに、週に1回しかバイトに入れないってコスパ最悪ですよね。ぼくはめんどくさがりなので、バイトのためだけにいろいろ覚えないといけないっていう環境を避けてましたね〜。バンクーバーのバイトでメモ取ったこと無いです。

📎 英語を利用する頻度
お客さんや同僚スタッフと話せる環境がどのくらい多くあるかが重要だと思います!英語力伸ばしたいならもうこれにつきます。リスニングとスピーキングを伸ばすためには、とにかく会話することが重要ですからね。完璧ではない英語でも全然問題ないです!仕事中忙しいと、ネイティブですら文章作らず単語だけでコミュニケーションとります。例えば「後ろ通るよ」と伝えるときは、「behind」だけで済ませます。
個人的にはお客さんと話すよりも、スタッフと話す環境があった方が英語が伸びた気がしてます。お客さんと話すのってだいたいテンプレート化してきちゃうのですが、スタッフと話すときは会話がランダムで実践的です。さらに分からない単語やフレーズはすぐ聞けるので効率いいなと感じました!

📎 福利厚生
どうせ働くなら何かしら特典ほしいですよね?生粋のケチ魂を兼ね備えてるぼくは、かなり重要視してました。学生にとって食費を浮かせられるのは大きいからです。わかりやすい例でいうと、飲食店で賄いがあるかどうかですね。タダでもらえるor数%割引されるなどいろいろですね。飲食店だとチップも特典としてあるので、若干オトクに感じます。ぼくはだいたい月に$100前後は食費を浮かせていたと思います。

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履歴書(レジュメ)について

志望するバイト先に大方目星をつけたら、お次はレジュメ(履歴書)作りです。
こちらで書き方やポイントなどをご紹介します。

履歴書の書き方

まず初めにぼくが実際に使用していたアルバイト用の履歴書をこちらにシェアします!

ディス・イズ・ザ・ベーシックです。今見返すと英語がガタガタですね(笑)。まぁ文法が完璧でなくとも、バイトはゲットできるよっていう勇気づけになると幸いです!
1年の間に4つのバイト先を経験しているので、履歴書の書き方には問題や違和感が無いことを保証できるかと思います。日本の履歴書と比較して、記載必須事項と注意点、個人的おすすめ記載事項詳細をお伝えします。

📎 記載必須事項

  1. 名前
  2. 電話番号
  3. Email
  4. Summary – 自己PR
  5. Skills – どんなことができるか。どんなことを心がけているか
  6. Work Experience – ポジション、期間、勤務先名、どんなことをしていたか

これらをいきなり英語で書くって中々ハードル高いですよね、、。でもそんなに心配しないで大丈夫です。特に飲食店バイトを希望している方に関しては、ChatGPTやGoogleでちょっと調べたものをコピペで全然通用します。ぼくが働いていたバイト先の店長は、Work Experienceがどのくらいあるかを重要視すると言ってました。理由としては、SummaryやSkillsはみんな似てくるから、差別化が難しいとのことです。かくいうぼくの履歴書も、Googleから検索したものを多く引用し、若干自分の経歴にあわせて修正したぐらいです。

今回のぼくの例は飲食店スタッフですが、サービス系(販売員とかスーパーストアなど)の業種であれば同じことができると考えています。なぜなら、同じ業界だけど、働く先によって本質的に実施する作業が全く違うなんてことはあまり無いからです。例えばスーパーストアのスタッフです。どのお店で働いたとしても商品の品出し作業は必ずありますよね。なので、アパレル店員やカフェ店員をやりたい場合も是非参考にしてみて下さい!

📎 注意点

  • 使用するフォーマットや色、フォントなどは自由
  • 詳細な個人情報は記載不要(住所、顔写真、性別、年齢)
  • 応募したい職種に関係のある経歴のみ書く
  • サイズはレターサイズが一般的

バンクーバーは(おそらく多くの海外では)、ジェンダーイコーリティ(男女平等)や容姿での採用判断をしないよう心がけています。顔写真や性別などを記載すると浮いてしまう可能性があるので気を付けてください!
Work Experience書くときは、志望先の仕事と関係のある経歴のみを書きましょう。背景として、そのポジションで働けるかを判断する材料を知りたいからです。例えば、キッチンスタッフとして働きたい場合は、エンジニアのWork Experienceは書かなくて大丈夫です。

📎 おすすめ記載事項

  • 勤務可能時間

1週間のうちに、何曜日の、何時から何時まで働く事ができるかをあらかじめ記載することをおすすめします!ぼくの履歴書でいうとAvailabilityという箇所です。そうすることで、スムーズに話を面接時に進められます。

作成ツール

ぼくはCanvaで作成しましたが、友人は下記ツールを使用していました〜。Canvaを使用した理由は、無料なのにレジュメのテンプレートが豊富で、直感的に操作できるからです。デザインにこだわらなければ、おそらく30分〜1時間もあれば作れると思います!ちなみにぼくはだいたい1時間30分くらいでできました〜。

応募方法

履歴書の準備が整ったら、実際に応募してみましょう!
バンクーバーで一般的なバイトの応募方法をまとめました。

  1. 求人媒体を利用する(Webサイトでの応募)
  2. 直接店舗に出向く(レジュメドロップ)
  3. 友人の紹介

ぼくは4つのバイト獲得方法の内訳は、
Webサイト応募:2
レジュメドロップ:1
友人の紹介:1
です。
上記とは別にX(旧:Twitter)コミュニティで募集をかけてたりするのでチェックしてみるのもありですね。

Webサイトでの応募

バンクーバーで主に使用されている求人媒体は下記です。

Indeedとglassdoorは世界各国で利用されています。日本でもIndeedは有名ですよね。レトロデザインのJpcanadaは、日本人向けのサイトなので基本的にそのサイトに掲載されている求人情報は、日本の労働環境と似ていて、日本人の方が働いていることが多いのが特徴的です。英語がまだ自信無い方にはおすすめですね!
求人媒体を利用するうえで重要なのは、とにかく応募しまくることです。日本と違い、懇切丁寧に返事なんかめったに来ることはありません。送るのはタダなので、数をこなしてとにかく書類審査通過の確率を上げることをおすすめします!ぼくは約30社に送って、面接したのは2社でした。

直接店舗に出向く(レジュメドロップ)

シンプルですが、日本とは大きく違いますよね〜。4つのバイトのうち、一番最初のバイトはレジュメドロップから採用してもらえました。

📎 手順

  • 働きたい店に行く
  • 人を現在募集してるか尋ねる
  • レジュメ渡す

おすすめとしては、来店時にマネージャーがいるかを聞いて、できればマネージャーにレジュメを渡しましょう。スタッフに渡すと、マネージャーまでレジュメが渡らないことがあるためです。レジュメが裏紙として、スタッフに再利用される光景を何度も見てきました(ぼくのバイト先が個人情報漏洩に鈍感だった)。
スタッフとして働いていた頃は、1ヶ月に2度くらいの頻度で尋ねる人を見かけてました。他の人もやっていることですし、働きたいと思ってくれてるのは個人的には嬉しいので、恥ずかしくがらずに勇気を出して聞いてみましょう!

聞くことはシンプルです。

Hi, how are you? I’m wondering if you guys have a job opening. Is your manager working now?

これさえ言ってしまえば、何かしら向こうが応答するのであとは流れに任せましょう!

友人の紹介

言わずもがな最強な手法ですね。簡単に面接までいけます。ぼくも1つのバイトは友人の紹介でした(感謝)。
面接時に聞かれたことは、3つのみでした。

  • 前のレストランではどのポジションだったか
  • どんなことをしてたか
  • いつから働けるか

これだけで採用されました。所要時間15分ほど。信頼関係ってツヨ!

実際に経験してみた感想

以上がぼくの経験上、バンクーバーで英語伸びたなぁと感じるバイトの紹介と、履歴書の作成、応募の方法です!
悩みの種である英語力と給料に関して共有しておきます。

📎 英語力
数値化できないので、どのくらい伸びたと伝えづらいのですが、ぼくの場合はネイティブの同僚が何を言っていて、それに対して自分の考えを伝えられるくらいにはなりました。
さらには英会話に体系的に慣れていったので、会話に対する抵抗感だけでなく、何が適切な言い方かなどを習得していきました。(相手を傷つけない言い方、遠回しに言う言い方とか)
この経験は、後にエンジニア就職した際のインタビューで大いに役立ったと考えています。話し慣れているので自信がある印象を与えられますからね。
もし、座学での英語の効率的な勉強法を知りたい方はこちらの記事をご覧下さい!

📎 給料
2022年時点の給料面でいうと、月々約$1400前後(時給$16.5×約70時間 + チップ約$300前後)稼げていたので、貯金を切り崩さず生活し、1,2週に1度ほど外食する余裕はありました。

今回紹介したものの他に、友人はストア販売員(アパレル)を経験して英語力が伸びたと言っていったので、そっちの系統もありかもですね。
限りある留学の時間を有意義に過ごすために、「一時的なバイトで時間を無駄にしたくない!」といった方針でぼくは生活していたのでケチ根性満載です。
もし同じ似たような環境であればぜひ参考にしてみた下さい〜!

チャオー!


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